沖縄代表 |
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冬瓜漬(とうがんづけ)今も昔も客人をもてなす、 冬瓜を砂糖で煮詰めた冬瓜漬は、「淡白な冬瓜をよくぞここまで」とうならせる逸品。冬瓜のみずみずしさとともに口中にジュワッと広がる甘味は、「煎」とも相性抜群です。 |
■お店ご紹介
1889年の創業から宮廷菓子の製法を受け継ぐ「謝花きっぱん」は、地元客の親子三世代や観光客が誉れ高い手土産としてご贔屓にする老舗菓子店です。
■地元で愛される理由
砂糖が貴重だった琉球王朝時代、甘味を凝縮した菓子として中国から伝来したと言われる「冬瓜漬」。一年中、冬瓜が採れる温暖な沖縄に根づき王様に愛されました。創業者が王都首里の菓子職人に伝授を受けた製法は、今なお変わらず、すべて手作業で行われています。手間ひまかかるため、現在、製造・販売しているのはここだけ。生ハムとの食べ合わせなど現代の感性を加えた食べ方の提案も幅広い客層に支持されています。